06応募を考えている人に

応募したい人の為に

応募要綱に明記されていることは、必ず守ってください。
応募規定が守られていないような作品に対する評価は、非常に厳しいものになります。
なぜならば、入選になったら賞金を出して掲載してそれで終わり、ではなく、自社の人気作家として末永く関係を持ちたいという期待があるからです。
明記されているルールすら守れないような作者とは、良好な人間関係は築けないだろうという判断から、内容だけならば大賞候補級だった作品が、議論の末に落とされる、ということもあります。
また、以前は、応募原稿が未開封のまま下読みさんに渡されることが多いため、どんな原稿でも必ず誰かに読んでもらえたのですが、近年は、あらかじめ編集部で全部の原稿を開封して事前チェックをするようになったため、この段階で、極端に応募規定から外れているような原稿は、「選考対象外」として、下読みすら行なわずに、誰にも読まれることなく捨てられてしまう、という可能性さえあります。
どんな世界でも、ルールを守れないような人間は、表舞台には立てません。
応募要綱を熟読し、主催者の要望に従った原稿を、作成するようにしてください。
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06応募を考えている人に

プロフィールの書き方

●氏名には必ずフリガナを付け、性別と年齢も明記する
 たとえ「鈴木一郎」というような平易な名前であったとしても、必ず「すずき・いちろう 男」というふうに、フリガナと性別は明記してください。
 また、ペンネームを使う場合にも、同様にフリガナを忘れないでください。
●メールアドレスは常識
 応募要綱に指示がなくても、メールアドレスを持っているならば書いておくべきです。
 また、書く時には、フリーメールや転送メールではなく、ちゃんとしたプロバイダー等のアドレスを書くようにするべきです。
●経歴は簡単に
 せいぜい最終学歴と現在の職業が書いてあれば十分だと思います。
●落選歴は書くな
 応募歴を書けという指示がある時に、
「第○回○○賞・一次選考落選」
 などというふうに、落選歴を延々と書く人がいるのですが、これは全く無意味なことです。書くのであれば、せめて「一次選考通過」からにしてください。本当は「最終選考に残った」以上の戦歴がなければ、無理に応募歴を書く必要はありません。
●同人誌歴は書くな
 同人誌に参加しているという話は、特に書かないほうが無難な場合が多いです。
 ただし、例外は、今回の応募原稿が、同人誌に発表済の作品であるという場合です。これは、きちんと明記してください。
●項目の抜けがあってはいけない
 応募要綱で書くように指示されている項目の中に、自分に該当するものがない場合でも、項目そのものを省略してはいけません。きちんと項目を立てた上で「なし」と記入してください。
 例:応募歴 なし
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06応募を考えている人に

応募原稿の常識

応募規定として特に明記されていなくても、常識的に必要というものもあります。
●原稿の表紙の最初には必ず「第○回○○賞応募原稿」と明記する
 何の原稿なのか身分が明らかになっていないような原稿は、まれに乱雑な編集者の机の上で迷子になってしまうことがあります。
 表紙の一番最初の行に、手書き原稿ならば朱書き、ワープロ原稿ならば自分のセンスで工夫して印字してください。
●原稿は必ず綴じる
 右上の角の1ヵ所、あるいは右横中央の2ヵ所に穴を開け、ヒモのようなもので綴じてください。
 ただし、応募作品が上位の選考に残ると、複数の選考委員が同時進行で読むために、原稿のコピーを取ることになります。そのため、ヒモをほどけば簡単にバラバラに出来るような綴じ方になっている必要があります。
 製本してしまったり、特殊な器具を使わなければ外せないような留め具を使ってはいけません。
 応募規定に「ヒモで綴じる」と明記されていない場合には、ヒモ以外のもので綴じてもかまいません。個人的にはダブルクリップではさんであるだけ、というのが扱いやすくて好きです。
 長編小説など、原稿の枚数が極端に多い場合には、適当に2冊あるいは3冊に分けて綴じてください。
●原稿の本編には必ず通し番号を付ける
 バラバラにした時に簡単に復元できないような原稿は顰蹙を買います。
 原稿は右端を綴じるので、通し番号はその反対側の左端の余白部分に付けるようにしてください。
●原稿は必ず縦書きで書く
 これは日本語で書かれた作品としては常識以前のことです。
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06応募を考えている人に

応募封筒について

●封筒の宛名には必ず「御中」を付ける
 これを採点項目の一つとしてチェックしている賞もあります。
●封筒の表には「応募原稿在中」と朱書きする
 出版社には、毎日、様々な郵便物が送られてきています。何が入っている封筒なのか、パッと見て判別できることが必要です。
●封筒の裏には住所と氏名を必ず書く
 応募原稿は封筒単位で管理されることが多いので、封筒に応募者のデータが何も書かれていないようなものは顰蹙を買います。住所と氏名だけでなく、作品のタイトルも一緒に書いておくようにしてください。
●無地の封筒を使う
 社名などの入った封筒を使ってはいけません。
 また、ポスターなどを加工した手作りの封筒を使う人もいるのですが、選考委員の心証を悪くすることのほうが多いです。
 文房具店で入手できる、ごく普通の市販の封筒を使うのが無難です。
●少し大きめの封筒に入れる
 原稿のサイズぎりぎりの封筒を使ってはいけません。開封する時に原稿まで切られてしまったり、出し入れがスムーズにできなくて顰蹙を買います。原稿よりも一回り大きめの封筒に入れるようにしてください。
●何重にも包んではいけない
 封を切ったら、すぐに原稿がある、という状態にしてください。原稿にたどりつくまでに何重にも包まれていたりすると顰蹙を買います。
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原稿の郵送方法について

●簡易書留は無意味
 原稿を郵送する時に簡易書留を使う人をよく見かけますが、これはほとんど無意味です。不着事故を防ぐためと言われていますが、実際には滅多に不着事故は起きませんし、もしも本当に起きたとしても、応募者がそれを知ることは困難だからです。
 普通の定形外郵便で大丈夫です。
●郵パックを推奨
 普通の定形外郵便で出すのが不安だという人は「郵パック」を使いましょう。
 多くの場合、簡易書留よりも郵パックのほうが料金が安い!
 簡易書留は郵便局の窓口まで出しに行かなければならないが、郵パックは電話をかければ自宅まで取りに来てくれる!
 郵パックはホームページで伝票番号を入力することにより、配達されたかどうかを、差出人が確認することができる!
 といったメリットがあり、安心確実です。
 なお、同様に「宅配便」を使ってもかまいません。
●速達の使い方
 郵便局の窓口から「定形外郵便+簡易書留+配達証明+速達」などというのは、お金と時間と労力の無駄ですが、「速達」には一つだけ便利な使い方があります。
 多くの新人賞は締め切りが「当日消印有効」になっています。通常は当日の消印を押してもらうためには、その日の最終便に間に合うように出さなければなりません。
 しかし「時間外窓口(ゆうゆう窓口)」がある一部の大きな郵便局では、速達で出す場合に限り、夜中の24時までに持っていくと、その日の消印を押してもらうことができるんです。これを利用すれば最終日のギリギリまで推敲を重ねることも可能です。
 ただし、時間外窓口のある郵便局は限られているので、どこの郵便局にあるか、事前に確認しておくことを忘れないでください。
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06応募を考えている人に

手書き原稿の場合

●サイズはA4判を推奨
 特に指示がなければ、原稿用紙のサイズはA4判を使うことを推奨します。B4判は大きすぎて、読む時やコピーを取る時に扱いにくいからです。
●名前入りの原稿用紙は不可
 団体名や個人名などが印刷された特殊な原稿用紙を使ってはいけません。
 賞によっては、作者の名前を伏せて、タイトルと本編だけで審査を行なうことがあるからです。
 文房具店で売っている、ごく普通の原稿用紙を使ってください。
 また、レポート用紙のように一辺が糊で綴じてある原稿用紙を使う場合には、必ず一枚ずつバラバラにしてから、あらためて綴じてください。買ってきた状態のまま送ってはいけません。
●鉛筆書きは不可
 特に薄い鉛筆で書かれたものは非常に読みづらく、またコピーを取ることも難しい場合が多いため、賞によっては、鉛筆書きの原稿は選考対象外として読まずに捨ててしまうということがあります。
 筆記用具は黒のボールペンを使うというのが最も無難だと思います。
●コピーでの応募は不可
 原稿用紙のコピーを取ったものでの応募は不可です。多重投稿などの疑いをかけられます。必ず手書きした本物の原稿を送ってください。
●読みやすい字で書く
 ひらがなの判別すらできないような、クセ字や殴り書きの原稿を、時々見かけます。
 選考委員の先生に読んでいただく原稿のわけですから、誰が見ても読みやすいような、きれいな字で書いてください。
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06応募を考えている人に

タイトルは作品の顔

タイトルは作品の顔
 その作品の第一印象はタイトルで決まります。
 タイトルが面白そうだと「どんな小説なんだろう、読んでみたいな」という気分にさせられ、下読みさんが原稿を読む時にも気合が入ります。
 採点シートの中に「タイトルのセンス」という項目を持つような賞もあります。
 内容が面白いのにタイトルが平凡では確実に損をしてしまいます。内容にふさわしい、センスの良いタイトルを考えてみてください。
 たまに、有名作品と同名タイトルの作品を見かけることがありますが、その有名作品を越えるような出来でない限り、マイナス評価の要因になる可能性が高いです。また、既成作品のパロディー的なタイトルも、よほどの勝算がない限り、やめたほうが無難だと思います。
 タイトルも重要な「オリジナル」の要素だということを意識してください。
もっと詳しく知りたい人はこちら
http://www.sky.sannet.ne.jp/shitayomi/index.html
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